事故発生都道府県
大阪府某高速道路で現場へ通勤中にて
裂傷及び捻挫
京都府の某工事現場へ向かうため、高速道路を利用し直進中、左から追い越してきた自動車が突然自車前へ割り込みしてきた。自車は衝突を回避するため、慌てて左にハンドルを切ったが、その際に自車(トラック)がバランスを崩し、立て直しが不能になり、左ガードレールへ衝突。その後、自車は横転し負傷した。
労災保険給付状況
第三者行為災害(相手がいる場合)特に、自動車である場合は、相手の保険会社(民間の保険)会社も絡んでくるが、今回は療養補償給付を対象として、治療費と薬価代は政府がいったん全額補償として、本人の負担金は0円。
口回り挫傷と腰椎捻挫、頚椎捻挫の治療の病院は治療内容が違うため、別々に申請を行い、救急搬送先の病院からの転院があったため、再度療養補償給付の申請をおこなった。
まとめ
第三者行為災害のほとんどは、相手が車であり、相手の民間の保険会社と自分の車の保険会社と関係が絡んできます。
保険の2重取りはできないので、治療に際しての労災保険を使えば、相手の民間の保険会社は使えません。(自分の民間の医療保険等は約款で給付対象であれば使えます)
また、休業補償給付に関しても、労災保険を使うと、相手の民間の保険会社からの補償は出なくなります。(自分の民間の労働不補償保険等は約款で給付対象であれば使えます)
今回は会員様のご協力もあり、書類作成もスムーズにいきましたが、第三者行為災害の際には、まずはご相談ください。
スタッフ一同、一日も早いご回復をお祈り申し上げます。

大学卒業後、今は無きXEROXで営業力を発揮。コンテスト受賞歴は多数。
37歳の時人生観を変える大きな出来事に会い会社員を辞め起業。IT、建設、金融、海事や伝統工芸など様々な事業を展開し経験を重ねる。
各種業界経営者からのセミナー依頼を多数受け、講師として活躍。厚生労働省承認特別加入団体の運営を開始。
相談者に耳を傾けるため産業カウンセラーの資格を得て労災関連全般の業務を執り行っている。
–自己紹介–
人見知りという概念が欠落しているらしく、初対面でもすぐ仲良くなります。
相手の気持ちに入り込みすぎて疲れちゃうことも多々あり。
人の笑顔が大好物。嫌いなものは、なぜかシイタケ。細かく刻んであっても見つけられる得意技。
趣味は釣り全般・ギター・ガーデニング・料理・DIY・車・喫茶店回り、船の操船などなど。
多趣味すぎて時々自分でも困ることあり。
釣りに関しては遊漁船経営までしてしまったという変な人です。
座右の銘は「失敗はチャレンジしている人の特権」これは、間違いないと思っています。