事故発生場所
兵庫県某所の工事現場にて
右足首の打撲
外壁の防水工事をするために足場に上がり移動している最中に、足場の鉄骨の隙間に足が挟まり、前へ倒れこむ形で左足首を負傷したもの。
労災給付状況
請負元様からのネットでの労災事故報告と迅速な対応により、様式第5号を整形外科病院と院外薬局用で2通作成し郵送した。
治療費用と薬価費用は負担なし。
まとめ
足場の隙間に足が入り込むなどだれも予想できないですよね。
車の運転でも、青信号で直進中に赤信号側の車が突っ込んでくる。止まれの標識で止まらない。突然横から飛び出してくる等々、予想できないです。
ですが、〇〇だろう・・・運転はダメですよ、〇〇かもしれない・・・運転をしてくださいと教わります。
赤信号では止まるだろう・・・を止まらないかもしれない。
止まれだから止まるだろう・・・を止まらないかもしれない。
飛び出してこないだろう・・・を飛び出してくるかもしれない。
なんでもそう考えてしまえば、事故は起こらないかもしれません。
実際は、流れがありますから、そんなこと言っていたら実際何もできない、それが事実かもしれません。
すべて、かもしれない作業をしていても予期せぬ事故は起こりえます。人間ですから。
それだからこそ、万が一の補償は大事です。

代表理事 労災保険コンサルタント
東京国際大学を卒業後、XEROXで営業力を発揮。新規開拓営業では常に上位にランクインし各コンテスト受賞歴は多数。自由に仕事をしたいという思いから起業。IT関連、建設、金融、海事や伝統工芸など様々な事業を展開し経験を重ねる。各業界の経営者、特に士業業界からのセミナー依頼を多数受ける。現在は政府の承認を得て、特別加入団体を立ち上げ活動中。加入者の相談に耳を傾けるため、産業カウンセラーの資格を得て労災関連全般の業務を執り行っている。
小さい頃から人見知りという概念が欠落しているため壁を作ることはしませんが、たまに相手の気持ちに入り込みすぎてしまうのが悩み。
人の笑顔が大好物。嫌いなものは、なぜかシイタケ。細かく切ってもわかるのが得意技。
趣味は多方面に渡り全ては書ききれませんが、特に釣りに関しては遊漁船を経営してしまうほどの釣りバカです。
日本の社会保障制度、特に労災保険は手厚い補償内容です。諸外国ではその制度さえ無いか、あっても補償内容はかなり薄い。
中小事業主や一人親方として働いている方が、仕事中の災害から経済的に身を守る唯一の手段です。この社会保険制度をもっと認知していただければと活動しています。