事故発生場所
大阪府某所の工事現場にて
左手親指・左肘骨折
足場に上がって作業中に、誤って足を踏み外し転落。
左手側を強打し痛みが激しかったため、病院で手当てを受けるが、左手親指と左肘が骨折していた。
労災給付状況
様式第5号を2通作成し、病院及び院外薬局へ提出した。
その後、仕事ができず医者からの判断も仕事ができない状態にあるとの診断となったため、様式第8号を作成し休業補償給付の申請をおこなった。
治療費、および薬価費用は負担なし。
まとめ
令和4年2月より、安全義務として「フルハーネス装着」の義務化となります。詳しくは「お役立ち記事」にて掲載予定です。
低上階であっても、打ちどころが悪いとづ骸骨骨折し意識不明の重体というケースも珍しくありません。(西日本労災一人親方部会の会員様にて発生しております)
骨折は、いまや病院での治療は複雑・粉砕骨折以外のほとんどは、入院もできず、自宅等にて安静にしているしか方法がありません。
そのほとんどが、抗生物質及び鎮痛薬(痛み止め)の薬と、固定する(ギブス等)での治療となります。
一人親方は、自分の身でお金を稼ぎますので、休養=仕事ができない=稼ぎが減るということになりかねません。
今回は骨折で済みました(良くはありませんが)が、安全には十分配慮いただき、作業のほどよろしくお願いいたします。
一日も早い回復を心よりお祈り申し上げます。

代表理事 労災保険コンサルタント
東京国際大学を卒業後、XEROXで営業力を発揮。新規開拓営業では常に上位にランクインし各コンテスト受賞歴は多数。自由に仕事をしたいという思いから起業。IT関連、建設、金融、海事や伝統工芸など様々な事業を展開し経験を重ねる。各業界の経営者、特に士業業界からのセミナー依頼を多数受ける。現在は政府の承認を得て、特別加入団体を立ち上げ活動中。加入者の相談に耳を傾けるため、産業カウンセラーの資格を得て労災関連全般の業務を執り行っている。
小さい頃から人見知りという概念が欠落しているため壁を作ることはしませんが、たまに相手の気持ちに入り込みすぎてしまうのが悩み。
人の笑顔が大好物。嫌いなものは、なぜかシイタケ。細かく切ってもわかるのが得意技。
趣味は多方面に渡り全ては書ききれませんが、特に釣りに関しては遊漁船を経営してしまうほどの釣りバカです。
日本の社会保障制度、特に労災保険は手厚い補償内容です。諸外国ではその制度さえ無いか、あっても補償内容はかなり薄い。
中小事業主や一人親方として働いている方が、仕事中の災害から経済的に身を守る唯一の手段です。この社会保険制度をもっと認知していただければと活動しています。