こんにちは!日々のお勤め、お疲れ様です!西日本労災一人親方部会です。

とうとう、この暑い夏がやってきてしまいましたね…
今年は梅雨もままならないまま、いきなり暑くなりました。

今回と次回は二回にわたって「熱中症」についてお話していこうと思いますが、いきなり暑くなった、こんな時期も、熱中症になるリスクが高いそうです。

皆さん、ほんとに気を付けてください。。。

熱中症は命に係わることなので、先ずは基礎知識を、そして次回は、対策を書いていきます^^

熱中症とは

熱中症とは、高温多湿な環境に長時間いることで、体温調節 機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。

屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、 救急搬送されたり、場合によっては死亡することもあります。

熱中症の具体的な症状は

● めまい
● 立ちくらみ
● 生あくび
● 大量の発汗
● 筋肉痛
● 筋肉のこむら返り

もっとひどくなると

● 頭痛
● 嘔吐
● 倦怠感
● 判断力低下
● 集中力低下
● 虚脱感
● 発熱

です。これらの症状が出たときは、ためらわずに休憩し、体温を下げる処置をしましょう。

命にかかわることもある、熱中症ですが、特に注意したいのは、体力のない子供やお年寄り、障害のある方々、と、厚生労働省のホームページには書いてあります。

けれど、

日々、炎天下の現場で重作業をしていらっしゃる、一人親方さんたちは、熱中症にならないように、正しい知識と、それを守った過ごし方をすることが身を守るために大切だと思います。

(厚生労働省のホームページより)

熱中症になりやすい環境

熱中症を引き起こす条件は、「環境」と「からだ」と「行動」によるものが考えられます。

「環境」の要因は
気温が高い、湿度が高い、風が弱いなどがあります。

「からだ」の要因は
激しい労働や運動によって体内に著しい熱が生じたり、暑い環境に体が十分に対応できないことなどがあります。

その結果、熱中症を引き起こす可能性があります。

要因その1 環境

・気温が高い・湿度が高い・風が弱い・日差しが強い・締め切った室内・エアコンのない部屋・急に暑くなった日・熱波の襲来

要因その2 からだ

・高齢者や乳幼児、肥満の方

・糖尿病や精神疾患といった持病(次の疾病を持った方には医師等の意見を踏まえ配慮①糖尿病、②高血圧症、③心疾患、④腎不全、⑤精神・神経関係の疾患、⑥広範囲の皮膚疾患、⑦感冒、⑧下痢/厚生労働省のHPより)

・低栄養状態

・下痢やインフルエンザでの脱水状態

・二日酔いや寝不足といった体調不良

体力が低下していたり、朝ご飯を抜いたり、寝不足だったり、お酒をたくさんのでいたり…という理由でも熱中症になりやすいようです。
やはり、夏はしっかり食べて、しっかり休むことが大切なようです。

要因その3 行動

・激しい筋肉運動や、慣れない運動

・長時間の屋外作業

・水分補給できない状況

熱中症とは、体温が上がっていくのに対して、体の調整機能が追い付かずに、熱を下げられない状態です。そして、体内に熱がたまり、悪さをするのです。(環境省HPより)

一人親方さんは、日々のお仕事が、筋肉運動で、長時間の屋外作業という事で、熱中症のリスクが非常に高いお仕事です。

・しっかり朝ご飯を食べる
・しっかり休む
・水分・ミネラル・塩分をこまめにとる
・涼しい所で休憩する

等の対策をとると良いようです。

ちなみに厚生労働省のHPには、こんなのがありました。

やはり、現場で熱中症になる方は多いのでしょうね…

現場での取り組みを慎重に守り、熱中症にならないよう工夫を重ね、この暑い夏を乗り切って下さい。

次の記事では、具体的な熱中症対策のご案内です。

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