葬祭料
業務災害または通勤災害により被保険者である一人親方が、死亡した方の葬祭(葬儀)を行う場合に支給されます。
葬祭を執り行った後に一時金として支給されますので、葬儀が終わって大変な時期だと思いますが、葬儀関係の書類一式は大切に保管しておいてください。
葬祭料と葬祭給付内容
葬祭給付は以下の通りです。
①31万5千円に給付基礎日額の30日分を加算した金額
例)給付基礎日額「3,500円型」の方の場合
315,000円+(3,500円×30日)=420,000円
②給付基礎日額の60日分
例)給付基礎日額「3,500円型」の方の場合
3,500円×60日=210,000円
①と②を比較して、金額が「高い」方が支給されます。同時に二つの支給は受けられません。また、特別支給金はありません。
葬祭料と葬祭給付のまとめ
知らない方が多い「葬祭給付」ですが、業務災害で葬祭を執り行ったときに、少しでもご遺族の方の負担を少しでも軽減することが可能です。
どちらにせよ、こうならないよう一人親方の方や工事関係者の方には、細心の注意を心がけてお仕事をしていただくよう深くお願いいたします。
経済的負担は軽減できても、残された方たちの心痛はなかなか癒されるものではありません。
しかしながら、一人親方の労災保険の補償内容はこんなにも厚いという事は、ご理解いただけると思います。
一人親方の方は必ず加入しておきましょう。

大学卒業後、今は無きXEROXで営業力を発揮。コンテスト受賞歴は多数。
37歳の時人生観を変える大きな出来事に会い会社員を辞め起業。IT、建設、金融、海事や伝統工芸など様々な事業を展開し経験を重ねる。
各種業界経営者からのセミナー依頼を多数受け、講師として活躍。厚生労働省承認特別加入団体の運営を開始。
相談者に耳を傾けるため産業カウンセラーの資格を得て労災関連全般の業務を執り行っている。
–自己紹介–
人見知りという概念が欠落しているらしく、初対面でもすぐ仲良くなります。
相手の気持ちに入り込みすぎて疲れちゃうことも多々あり。
人の笑顔が大好物。嫌いなものは、なぜかシイタケ。細かく刻んであっても見つけられる得意技。
趣味は釣り全般・ギター・ガーデニング・料理・DIY・車・喫茶店回り、船の操船などなど。
多趣味すぎて時々自分でも困ることあり。
釣りに関しては遊漁船経営までしてしまったという変な人です。
座右の銘は「失敗はチャレンジしている人の特権」これは、間違いないと思っています。